[報告]2024年度「遊びと洗練」1回目 テーマ:社会に問いを立てる
Posted at:2025.04.11日 時 :2024年5月22日(水)16:40~18:10
開催形式:オンラインと対面のハイブリッド開催
場 所:伊都キャンパス イーストゾーン大講義室
講 師:香川則子先生(ルイ・パスツール医学研究所文理研 主任研究員)
流れ:講師による講演後、飯嶋秀治先生・山下亜紀子先生・藤田智子先生のコメント及びディスカッションを行った。
参加人数:11名(内教員4名:飯嶋先生、山下先生、藤田智子先生(比較))、香川先生)、(学際企画室)久米、学生6名
参加者から次のような感想が寄せられた。
家族をデザインする-卵子のプロと考えるウミドキと凍結保存-という内容でうかがったお話は、女性が何歳ぐらいまでに出産しなくてはならないか、という私が持っていた社会常識を大きく変えるものだった。また、妊娠は子宮だけではなく、腹膜でもできるから男性でも妊娠は可能であるとの知見は、子どもを産む性としての女性・それを収入面で支える男性というジェンダー概念をも覆すもので、深い関心を持った。さらに、このような卵子・精子の凍結保存という科学技術がもたらす弊害については、今はまだ明確な答えは見つからないものの、考え続けていこうと思った。