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大学院人間環境学研究院

Faculty information

教員情報
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蜷川 利彦教授Toshihiko Ninakawa

専攻 空間システム専攻
部門 都市・建築学
コース 修士: 建築構造学
博士: 空間システム
講座 構造防災系講座
九州大学研究者
データベース
https://hyoka.ofc.kyushu-u.ac.jp/search/details/K003470/index.html

研究内容

研究テーマ設定の背景

鋼・コンクリート合成構造に関しては、九州大学において研究の蓄積が多いということ、建築構造設計に関しては、安全で快適な建築物の創造、ということを背景に、それに加えて教育的観点という視点からも研究に取り組んでいます。

 

研究手法

実験的研究が主で、研究テーマに沿って、加力方法や変形の測定方法など様々な検討を行いながら安全面にも配慮し、実験計画をしていきます。

 

次に作製された試験体の加力実験を行い、試験体の変形を観察し、変形量などの測定を行います。そして、実験結果に対して数値解析などで考察をしていくという流れです。

 

また、研究テーマによっては、テーマに関して著書、雑誌、インターネットなどを利用し様々な情報を集め、議論を重ね、新たな切り口から考察を加えていくという手法もあります。

 

実験室について

加力装置においては数種類あり、試験体の大きさや加力方法などによって、適した加力装置を用います。

 

正確な実験を行い、正確な実験データが得られるように、試験体の作製、設置、載荷においては、レーザーなどを用いて水平や垂直の精度を高めて作業を行っています。

 

また、実験室での作業は危険を伴うので、安全講習や加力実験前には周知会議など行い、安全面に関しては十分注意しています。

 

調査対象や調査地についての解説

鋼・コンクリート合成構造は事務所ビルなどの高層建築物の柱などに用いられています。

 

分析のためのソフトウェアやツール

試験体、実験装置、測定装置などの図面はCADソフトを用いて製図し、実験結果の整理や分析を行う際にはExcelなどのソフトを用いています。

 

学際連携についての思い

来る者は拒まないという考えです。

 

今後の研究・実践活動について

研究については基礎的なものを中心に行っていこうと考えています。実践活動については地域に根ざした活動を行っていこうと考えています。

 

担当科目

・コアセミナー

・建築概論

・コンクリート系建築構造

・建築学研究序説

・空間構造計画

・建築構法

・建築施工

・建築耐震設計演習

・建築生産学特論

・建築学研究

 

2011年度卒業指導論文タイトル

・引張軸力を受けるコンクリート充填鋼管部材の力学性状に関する実験的研究

・内臓鋼材を用いたコンクリート充填鋼管部材継手の力学性状に関する実験的研究

・充填グラウトを用いた鋼管継手の力学性状に関する実験的研究

・移動可能な建築の現状分析と評価

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