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大学院人間環境学研究院

Dean's Awards

学府長賞

人間環境学府長賞

3月に開催される「学生フォーラム」は、各年度の修士論文のなかから各専攻の推薦を受けた学生による修士論文発表会であり、その席上でその年度の優れた修士論文に対して授与される学府長賞(最優秀賞、優秀賞、特別賞、奨励賞など)が決定されます。

過去の受賞者と修士論文タイトル(最優秀賞、優秀賞)

令和5年度
最優秀賞 武富 志郎 ロボット教材を用いたコンピュータプログラミングと知的障害特別支援学校小学部児童の論理的・抽象的思考に関する研究
優秀賞 岩瀬 さくら ペルーにおける児童養護施設経験者の対人関係の形成と維持を支える保護的・補償的体験の検討
大坪 快 The Reputation of Intergroup Aggressors: Examining the Effect of Situational Factors on Intergroup Aggressors’ Reputation (外集団攻撃者の評判:外集団攻撃者の評判に影響する状況要因の検討)
令和4年度
最優秀賞 益田 佳卓 ラジカルランダマイゼーションを用いたフラッシュ顔変形効果の一般化可能性の探索
優秀賞 遠藤 瑞帆 街路再編・活用に伴う歩行者ネットワーク形成の実態に関する研究-全国のウォーカブル推進都市における街路再編・活用時の主体とプロセスに着目して-
松本 理志 非住宅建築物におけるPV・建築設備・蓄電池を活用した電力需給調整に関する研究-系統電源の需給状況およびCO₂排出の時刻変動を考慮した調整手法の検討-
令和3年度
最優秀賞 中本 拓也 埋立地に立地する戸建住宅地の建築制限の特徴と設定の背景に関する研究 -福岡市の大規模埋立地を事例として-
優秀賞 池森 仁哉 地震記録を用いた地下構造の最適化における表層固定の効果に関する検討
北島 千朔 平面から曲面へ変形可能な測地線グリッドを用いたレシプロカルフレームのモデル化
特別賞 高倉 維 測れる学力/測れない学力の二項対立構図の学校社会学-資質・能力の測定可能性と教科学力の規定要因を巡る多変量解析-
令和2年度
最優秀賞 池田 智宏 家庭用創・蓄エネルギー機器及び電気自動車の導入による都市エネルギー需給への影響とその制 御手法に関する研究
優秀賞 清田 幹人 非線引き都市の立地適正化計画における都市機能誘導区域の設定に関する研究─郊外商業集積に着目して─
笠井 春奈 “New Immigrants” and the Rhetoric of Multicultural Taiwan: the Policy and Practice of Mother Tongue Education.
令和元年度
最優秀賞 畠山 拓也 スペールプラーツの変遷に関する一考察
優秀賞 徐  皓芹 トライポフォビアの認知的メカニズム -感染嫌悪の観点から-
増木 風佳 被爆都市広島における精神養子運動(moral adoptions project, 1949-1959)の研究
平成30年度
最優秀賞 朝日 啓史 VPP(バーチャルパワープラント)における家庭用設備機器の運用方法に関する研究
優秀賞 阿武 稔也 九州におけるコンクリート構造物の凍害に関する研究
‐メッシュ平年値を用いた凍害リスク評価‐
安東 美咲 縮減期の斜面市街地における地域運営と住環境保全に関する研究
ー北九州市八幡東区枝光二区におけるケーススタディー
平成29年度
最優秀賞 成  儒彬 日本人による発音を韓国人はどう知覚するか:無声破裂音と有声破裂音について
優秀賞 中池 和輝 戸建住宅の断熱改修による居住性能およびエネルギー性能の改善効果に関する研究
針塚 緑樹 破局的思考が精神的健康に与える影響 ―機能性に着目して―
平成28年度
最優秀賞 江藤 真美子 ゲーミフィケーションと知識構成型ジグソー法を使用した健康教育のための授業デザインと評価 -ヘルスリテラシーの育成を目指して-
優秀賞 古舘 麻美子 青年期のアニミズム心性に関する研究 -擬人化的側面に着目して-
林 孝之 情報共有から見た応急仮設住宅団地支援組織に関するアクションリサーチ
平成27年度
最優秀賞 郷原 皓彦 オノマトペ処理と視覚的運動処理の統合メカニズム
優秀賞 佐々木 悠理 棚田の担い手に着目した山村集落の持続可能性の検討 -福岡県うきは市の内ヶ原集落を対象に-
鄭 修娟 日本におけるALT政策の「変化要因」に関する考察 -歴史的制度論の視点を中心に-
特別賞 髙井 真佐代 受傷アスリートにおけるリハビリテーションアドヒアランスに影響を及ぼす要因の検討
舩原 将太 正常化=規範化が問いに付されるということ―M.フーコーの「外」と「逸脱」に関する一考察-
平成26年度
最優秀賞 井田 久遠 膜材を引張材とするテンセグリティ構造物の設計手法 -仮設の茶室「筍庵」を事例として-
優秀賞 中尾 有希 養蜂業の民俗 -転地養蜂家の生存戦略-
草野 舞 イギリス児童諸法の統合化における<家族>の構築 -児童法(1908)をめぐる議論を中心に-
平成25年度
最優秀賞 梶原 あき 山村集落における畑の意味に関する考察-福岡県うきは市新川・田篭地区を対象として-
佐々木 恭志郎 心的時間の形成メカニズム -全体の知覚時間形成における初頭情報の役割-
優秀賞 大坪 和広 突風を受ける切妻屋根建物の非定常風荷重に関する研究
特別賞 三村 明子 メゾネット型住宅の計画史的研究 -初期メゾネット型住宅Aマンションにおける居住史を中心に-
平成24年度
最優秀賞 岡﨑 明子 斎藤喜博における教授理論の形成
優秀賞 五位塚 和也 広汎性発達障碍児の他者の意図理解と自己の意志決定との関連性
笛田 祐加 感情的な自伝的記憶における検索誘導性忘却効果
今井 新也 空調システム設計における執務室の内部発熱の設定方法に関する研究
特別賞 入江 奈津子 漏斗造民家の地域社会的意味ー犬井道集落における事例分析を通してー
平成23年度
最優秀賞 鍛島 秀明 口腔内の基本味および 温度の刺激は顔の皮膚血流に特異的な応答をもたらす
優秀賞 原田 佑規 凶器の存在が目撃者の有効視野に及ぼす影響
特別賞 野畑 拓臣 筑後川流域における「水の装置」
宮川 幸奈 「責任ある存在」を成り立たせるもの―大人/子どもの区分をめぐって―
大木 啓義 特別支援学校における自己領域化空間に関する研究
平成22年度
最優秀賞 菊地 梓 看護職を対象とした職務レジリエンス研究
− 個人レベルおよびチームレベルのレジリエンスの検討 −
優秀賞 安部 麻美 山村集落における棚田の役割の変化と今後の存続形態
− うきは市浮羽町新川地区の「葛篭集落」と「内ヶ原集落」を対象として −
吉田 宏子 自閉症児とのこだわり対象を介した vocal marker による関係性の形成
平成21年度
最優秀賞 尾之上 高哉 対話型授業を通した共感性の形成
-「話し合うことの価値」を実感する過程に注目して
優秀賞 杉田 匡英 都市環境負荷の長期予測シミュレータ開発と民生・産業部門CO2排出量予測
中村 翔悟 民家の変容と多様性
-浮羽町新川田篭地区における茅葺き民家の構法・普請の分析を通して-
特別賞 生田 雅子 生きるための宗教 -ハンセン病療養所と宗教の問題を考える-
平成20年度
最優秀賞 牟田 隆一 杉板を用いた折り曲げアーチ架構の開発研究
優秀賞 入江 友佳子 1910-20年代朝鮮の出産・育児に関する医療宣教活動
-セブランス病院の啓蒙活動と調査研究に着目して-
銭 昆 格子型錯視の空間的・時間的特性
-方位の要因の検討を通して-
特別賞 則内 良太 地理的加重回帰モデルを用いた住宅価格の形成要因に関する研究
平成19年度
最優秀賞 橋本 和宏 リーダーの人望の形成過程に関する研究
優秀賞 清水 章太郎 家庭用個別分散型電熱源機器の導入効果に関する研究
増田 真吾 片持壁構造に関する研究
平成18年度
最優秀賞 橋本 英二 無機粉体スラリーの流動性向上効果のメカニズムに関する研究
優秀賞 原田 絵美子 緩和ケア病棟における看護師に対するメンタルサポートの試み
― 一年間の「ホットタイム」を通して―
佐伯 怜香 対称喚起性から捉えるパターンの美的評価
特別賞 岩谷 有祐 居住収縮斜面住宅地における住環境評価に関する研究
平成17年度
最優秀賞 二木 秀也 履歴ダンパー内蔵型の制振壁と均等RCフレームからなる建物の性状
優秀賞 山下 智也 地域に開かれた日常的な場面での子ども参画の実現
― 子どもが主体的になっていく様相と大人の存在に焦点をあてて―
山田 祐樹 視空間表彰の形成に関する認知的メカニズム
― 位置信号を変調する視覚的注意―
國吉 啓司 PIDパラメータの設定不全が空調システム性能に与える影響と最適調整法に関する研究
平成16年度
最優秀賞 實藤 和佳子 乳児が示す乳児への選好
優秀賞 辰野 陽子 自閉症スペクトラム児の情動体験について
― 状況と言語表出、情動表出のつながりに注目して―
中野 雄介 コンサートホールにおける方向別後期音エネルギ率の予測に関する研究
特別賞 原田 哲也 循環型建築における環境負荷評価システムの構築